UM-150F

UM-150F

材料試験用テストピースの切り出し
小型部品の打抜き・孔あけ・ザグリ加工
小径孔の複数個同時加工

特徴

(1)平衡天秤重錘式による加圧方式でホーン工具が上から下がり加工圧がかかります。
外形の小さい材料(60□以下)の加工が可能です。
(2)加工送り感度がよいので、φ1mm以下の小径孔、細いスリット等微少加工が可能です。
(3)完全な砥粒循環方式なので、長時間の連続加工ができます。

仕様

発振周波数16または25 (kHz)
周波数調整自動・手動両用
最大出力150 (W)
電源AC100V 50/60Hz
消費電力350 (VA)
外形寸法(幅×奥行×高さ)発振器:300×402×147 (mm)
加工装置:300×350×1000 (mm)
重量発振器:12 (kg)
加工装置:80 (kg)

※ 他機種と比較する場合は仕様一覧をご覧ください。

超音波加工機ラインナップ

付属品 / オプション一覧

ホーン (1つ穴加工用)3本振動子からの振幅を拡大、整合して工具に伝えます
接合用ハンダ100gホーンに工具を接着する時に使用します
ハンダ用フラックス500ccハンダ付けを補助するものです
砥粒2kgB4C(2kg)とSiC(5kg)のどちらか選べます
接着剤2本加工物をガラスに貼り付けるのに使用します
出力計オプション出力をワット表示
冷却水循環装置オプション振動子の循環冷却水装置

オプション一覧

ホーン

先端の工具は磨耗したら交換できますのでホーンはそのまま使用することができます。通常、1つ穴加工できるホーンを3本お付けしますが多軸のホーンに変更もできます。(要相談)

ハンダ

ホーンに工具を付ける時に使用します。
※写真のハンダは1kgのものです

フラックス

ホーンに工具をハンダ付けする時に、ハンダの流れを良くする為にフラックスを塗ります。

研粒

SiC #360(シリコンカーバイト:写真左)なら5kg、B4C #280(ボロンカーバイト:写真右)なら2kg付属品としてお付けします。
※360と#280は砥粒の番手を表し、粒径30μ前後程度です。

SiCは主にガラス、フェライト、グラファイト、圧電セラミックス等の加工材料に、B4Cは主にアルミナ、サファイヤ、炭化けい素、窒化けい素、超硬合金焼入鋼等の加工材料に使用します。

接着剤

貫通穴を開けるとき、抜け側にでるカケを防ぐために加工物をガラスなどに貼り付けます。ホットプレートなどで加工物とガラスを温め、接着剤を溶かしながら塗り付け貼り付けます。
加工完了後、再度ホットプレートなどで温め、ガラスから加工物を剥がし溶液に浸して接着剤を洗浄します。

出力計

加工時の出力をデジタル表示することにより、加工条件を一定に保つことができます。

冷却水循環装置

ニッケル振動子の冷却用に使用するもので、外部密閉系循環式の冷凍機と強力な循環ポンプにより低温水を安定して供給できる節水型の冷却水供給装置です。

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